回虫症は回虫が人体に寄生し成長することによっておこる寄生虫病である。地球上の4人に1人がこの寄生虫を持っている。
鈎虫症は2種の小型の線虫、 Ancylostoma duodenale(ズビニ鈎虫) とNecator americanus(アメリカ鈎虫)による寄生虫病である*。温帯地域ではこの寄生虫病は稀であり、あまり問題視されないが、熱帯の諸国では本症は頻繁であり、小児や栄養不足の人間には貧血を重症化する元となる。回虫症と同様、鈎虫症は人類の4分の1が罹っている。
糞線虫症は十二指腸に寄生する線虫、Strongyloides stercoralis による。これは腸管の小型の寄生虫で、ある種の環境では全身感染に変化し、その予後は重篤である。
蟯虫症は世界中に見られる蠕虫症で、特に小児に多い。
鞭虫症は世界中に見られる良性の蠕虫症である。
旋毛虫症は、旋毛虫による、ほとんど見ない寄生虫病だが、たまに重症化する。
疫学
症候学(表8−1)
診断
治療
予防
鈎虫症(ancylostomiasis, ankylostomiase, ICD 126.0)
*ankylostomiase/ankylostomose(CIM=126.0)、 necatoriase/necatorose(CIM=126.1)
疫学
症状
診断
治療
予防
糞線虫症(strongyloidiasis, anguillulose, ICD 127.1)
疫学
症状
臨床経過
病理
診断
治療
蟯虫症(enterobiasis,oxyurose, ICD 127.3.)
疫学
症状
診断
治療
鞭虫症(trichuriasis, trichocephalose, ICD 127.2.)
疫学
症状
診断
治療
旋毛虫症(trichinosis, trichinose, ICD 124.)
疫学
病理
症状
診断
治療と予防
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