重症例では、炎症性浸潤、粘膜浮腫、ときには潰瘍や萎縮を見ることがあり、幼虫によるリンパ管閉塞、幼虫の死骸の周囲に肉芽性反応や細菌性の重感染を伴ったという報告がある。幼虫が肺へ移行すると、肺胞壁の細胞浸潤や出血の原因となる。悪性型の場合、幼虫は全ての臓器に見られる。肝、肺、大脳、小脳に著しい。炎症反応はしばしば軽微であり、ときおり微小梗塞を形成していることがある。
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