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治療
 Benzimidazole系:mebendazole(Vermox) とflubendazole(Fluvermal) 100mgを1日2錠、3日間内服、または1,000mg を1回頓服、いずれも耐性良好で、著しい効果をもたらす。tiabendazole(Mintezol)は耐性能が小さい。albendazole(Zentel) 200mg 錠は成人400mg、小児200mg、頓服で効果があるが、動物実験で催奇性がある。    piperazine配合体:これらは十分な効果があり、価格も安い。稀に神経系への障害があり、てんかんを有する者には投与しないよう勧められている。シロップ状のcitrate de piperazine(Sirop Biphar; Peperol fort Lacroix) またはhydrate de piperazine(Sirop Adrian, Antelmina)は1クール5-7日間で、体重より50mg/kgで処方される。これは1日に体重10kgあたり、カフェスプーン1杯に相当する。けれども、熱帯地域では本剤の取り扱いは難しい。sebacate de piperazine(Nematorazine)は、250mgの錠剤である。成人には6錠を1日2回、2日間投与する。小児には50mg/kgを2日間与える。    L-tetramisole またはlevamisole(Solaski): 剤形は30mgと150mg、3mg/kgで1回投与する。この薬量では不耐症状(悪心、目眩、頭痛など)は稀で、回虫症には有効である。levamisoleは鈎虫にも部分的な効果を発揮する。    pamoate de pyrantel(Combantrin) :錠剤として125mg, シロップとして 50mg/mlがある。回虫症への処方は、経口1回投与で10 mg/kg(即ち、体重10kgあたり1錠かシロップ1目盛り)levamisoleと比較して、回虫症には好ましい薬剤であり、鈎虫症や毛様線虫症には、断然優れている。頭痛、目眩、悪心、下痢といった軽微な不耐所見に関しては、希にしか見られない。    緊急の外科的適応:閉塞、虫垂炎、膵炎、遷延性黄疸の合併症があるとき、実施される。  
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