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 予防
  熱帯の流行地域で重要なことは、いろいろな駆虫計画を立案することである。感染している人たちを集団治療するときは、回虫がヒトに特有の寄生虫であることを考慮して、論理的で能率的であるべきだろう。さらに、投薬は1回だけで、耐忍性が良好なもの、levamisole、 pamoate de pyrantel、 mebendazoleが集団駆虫に非常に適している。しかし大多数の熱帯の国々では、これはあまりにも費用がかかり過ぎる。人糞からの土壌の防御は、特に農耕では、実現が困難である。わずかな食糧生産がうまくいっているアフリカでは、トイレの整備を支援して、部落の家屋の周囲から虫卵が拡散するのを防ごうとしている。極東地方では、野菜栽培の肥料に人糞を利用すること(図1)を禁止するか、規制する必要があろう。至るところで回虫症という水系伝染病の制圧のため、飲料水の浄化か不可避となろう。衛生教育を高めることで、一人ひとりの衛生を向上させることは、食物と汚物の衛生を改善するための基本となるのである。

図1

 


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