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 吸虫症 DISTOMATOSIS, DISTOMATOSES


  ヒトや多くの動物に影響を与える吸虫症は、吸虫網の扁平な寄生虫である、吸虫またはジストマ(les douvesまたはdistomes, ギリシャ語で《双口》、或いは《2つの吸盤》の意味)に因る。肝吸虫症、小腸の吸虫症それに肺吸虫症は極東地域で社会経済学上、無視できない疾患である。
    多様な因子が臨床症状を規定する。虫体からの分泌物や排出物が過敏反応を引き起こし、血中に抗体を形成する。胆道系・気管支・小腸の上皮への慢性の刺激が過剰な再生を惹起して、膨隆と鬱滞、結合織の増生と硬化を生ずる。虫の胆道や気道への移行では、小腸由来の細菌が運ばれる。虫の大きさや数次第で、胆道や気道を閉塞する。吸血性の虫のため、中程度の失血や粘膜への刺激が知られている。

 肝吸虫症 ICD 121.0(Opisthorchis); 121.1(Clonorchis).
  肝吸虫症は肝胆道系の吸虫症で、 Opisthorchiidae科の幾種かの吸虫に因る。(中国)肝吸虫とネコ科寄生の肝吸虫が最も多い。

 
疫学
 病態生理
 臨床症状
 診断
 治療と予防

 その他の肝胆道系の吸虫症
  その他の吸虫症は世界中に見られるが、熱帯地域には肝吸虫ほと多くない。

   肝蛭症 fascioliasis, fasciolase ICD 121.3.   肝蛭症は肝胆道系の吸虫の一種で、肝の肝蛭(Fasciola hepatica) か稀に肝の巨大肝蛭(Fasciola gigantica)に因る。

 疫学
 症状と診断
 治療

 肝の小型吸虫症
  Dricrocoelium dendricumは肝の小型の吸虫で、世界中に見られる。沢山の草食動物の中でも羊に多い。幼虫の時期は陸生で、次に貝(helicelle, zebrinie )と蟻に侵入する。終宿主は偶発的にアリを摂食し、メタセルカリアを取り込んだ時に感染する。ヒトへの感染は例外的といえる。
  この小型の肝吸虫はヒトへはいろいろな消化管症状を齎らす。発熱、全身状態の変化、或いは神経学的症状がある。診断は糞便または胆汁中に虫卵を検出することである。より大きな可能性を除外して、虫卵を観て、この稀な診断を下す。免疫学的反応、特に免疫電気泳動は最も利点が多いようである。emetineがよい効果を示す。

 腸管の吸虫症 intestinal flukes, distomatoses intestimales ICD 121.4.
 腸管の吸虫症は、熱帯の特にアジアで頻度が高い。

 
疫学
 病態生理
 症状
 診断
 治療と予防

 肺ジストマまたは肺吸虫症 paragonimiasis, paragonimiase ICD121.2.
  熱帯地方にも多い肺の吸虫症で、 Paragonimus属に因る。

 
疫学
 症状
 診断
 治療と予防
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