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有毒動物


有毒動物のうちヒトに最も危害を加えるものは間違いなくヘビであるが、動物学の分類上殆ど全てに有毒種がいる。ここでは分類学的に代表的なものを紹介する。

原生動物(protozoa, protozoaires)
原生動物では、海洋に生息して軟体動物の餌になる鞭毛虫の一種、Gonyaulaxがヒトに毒性を示すことがある。これはアメリカの太平洋岸の広範囲に、大量に生息している。
接触した直後から上行性麻痺が突発する。死亡例では虚脱や呼吸麻痺が報告されている。


腔腸動物(coelenterae, coelenteres)
腔腸動物門Coelenterataに属する殆ど全ての腔腸動物は水棲で、刺細胞を有し、これに内蔵された刺胞で獲物を麻痺させる。RichetとPortier らが大がかりな研究を行い、20世紀初頭にアナフィラキシーの存在を予想した。
毒クラゲとイソギンチャク(meduses venimeux et anemones de mer)

軟体動物類(mollusques)
軟体動物の毒は摂食により中毒として発症することが多いが、なかには毒を人体に直接注入するものもある。また一部の貝は吸虫の中間宿主として重要である(を参照)。
イモガイ科(Conidae)の毒


節足動物類(arthropodes)

クモ目(Araneae)の毒
サソリ目(Scoriones)の毒
昆虫(insects, insectes)
医学的に重要な昆虫は疾病を媒介するものが多い。咬着や接触により毒性を示す種は沢山あるが、膜し目の昆虫を除き、重篤な障害の原因となるものは全くない。
昆虫網(Insecta)の毒


魚網(Pisces)
魚類の中毒
魚類の刺毒
魚類の電撃
魚類の咬傷


爬虫類(Reptilia)
全ての有毒動物の中で、毒蛇(poisonous snakes, serpents venimeux)が最も重要である。実質的には唯一の危険な爬虫類と云える。毒腺(poisonous gland)は一般に、それに適した形や特別な形をして、唾液腺と耳下腺にある。毒器官の構造や歯列の位置によって、無毒牙、後溝、前溝、管牙型の4群に分けられる。
毒蛇の分類(poisonous snakes, classification)
蛇毒と分泌器官(venom and apparatus)
ヘビ咬傷の疫学(snake bite, epidemiology)
ヘビ咬傷の症状(snake bite, symptomatology)
ヘビ咬傷の治療(snake bite, treatment)

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