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魚網(Pisces)の電撃



世界には約50種類の発電魚類が知られており、これらは横紋筋が層状に積み重なり、直列電池をなして放電する。その電圧は一般に海水産魚類よりも淡水産のそれのほうが高い。
シビレナマズ(Malapterurus electricul)はアフリカの熱帯地域の河川に生息し、頭から尾の方向に400-450Vの電撃をもたらす。この発電器は皮膚と筋組織の間にある腺組織にあることが他と異なる。シビレウナギ(Electrophorus electricus、図1)はブラジルやギニアの河川におり、体長は2mに達する。尾から頭の方向に650-900Vもの電撃を与える。日本の近海にはシビレエイ(Narke japonica、図2)やガンギエイ(Raja kenojei)が主要な発電魚類である。前者は胴体を左右方向に、後者は胴体から尾の方向に、30V程度の弱い電撃を加える

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