ベレグスラーニー (Beregsurany)にてイースターイベント開催
ヘルプセンターの仮設診療所を運営するハンガリー団体Med Spotの依頼を受け、看護師は4月24日夜間よりヘルプセンターにて当直に入った。先日からウクライナの国境の付近で夜間外出禁止となっている影響からか、夜間の訪問者は少なかった。25日朝になると、ヘルプセンターで避難者を支えるスタッフやボランティアの方々が、これまでの長時間・長期間の活動による疲労のため、仮設診療所を訪問。看護師は医師の指示の下、ボルタレン注射を行ったり、マッサージを提供した。
25日午後は、避難してきた子どもたちのためにイースターイベントを開催。屋外の机の上に広げた大型のぬり絵を行うほか、用意したゆで卵に子どもたちが花の模様を描いたり、ウクライナの国旗の青と黄色で塗ったり、思い思いにペイントを楽しんだ。子どもだけでなく、お母さんも笑顔を見せた。ブチャの近くから来たというお母さんからは、「子どもはウクライナにいるときは塞ぎがちでなかなか笑顔を見せなかったが、この日は久しぶりに思い切り遊んで、笑顔を見ることができて嬉しかった。」が看護師に話した。その後、看護師は「この言葉や母子の笑顔を見て疲れが一気に吹っ飛びました。支援する側も支援されていることを感じる瞬間だった。」と語った。
*上記時間は、ハンガリーの時間(日本より7時間遅れ)。
駐日ハンガリー大使館で活動報告
日本時間4月25日、AMDA・TICO合同医療チームのうち、医師1人と調整員1人が駐日ハンガリー大使館を表敬訪問した。駐日ハンガリー特命全権大使パラノビチ・ノルバート閣下とご面会し、今回の支援活動へのご協力に対するお礼並びに活動報告を行った。
3月9日、第2次派遣チームがハンガリー出発前に大使館を訪問した際に、ハンガリーでご協力いただいた国立センメルワイス大学をご紹介いただいた。以後、パラノビチ大使閣下と大使館職員の方々がAMDA・TICOの支援活動について注視してくださり、医療支援活動の具体的な内容や避難所の様子、今後の活動の計画などについてご質問をいただき、医師から実際に診た症例などをご報告した。
【4月26日時点 派遣者情報】 *敬称略 派遣順
派遣者: 榎田 倫道(えのきだ ともみち)看護師(日本・オランダ資格)/ Nieuw Unicum(オランダ・福祉施設)/オランダ在住/ 40歳
現地協力者: 志井田 海(しいだ かい)/現地協力者: 志井田 海(しいだ かい)/ ハンガリー国立センメルワイス大学医学部/ハンガリー在住/25歳
光井 一輝(みつい かずき)/ ハンガリー国立センメルワイス大学医学部/ハンガリー在住/26歳
大堀 裕太郎(おおほり ゆうたろう)/ ハンガリー国立センメルワイス大学医学部/ハンガリー在住/28歳
【「ウクライナ避難者緊急支援活動報告会」開催します】
5月3日(火・祝) 午前11時より、岡山国際交流センターと、オンライン(Zoom・YouTube Live)にて、これまで派遣し帰国した3人(医師2人、調整員1人)と、ハンガリーで活動する看護師1人より皆様に活動のご報告をさせていただきます。
詳しくはhttps://amda.or.jp/articlelist/?work_id=7206 をご覧ください。
【皆様からの募金を受け付けております】
■郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■中国銀行 一宮支店(店番188) 普通口座 番号1347410 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■三菱UFJ銀行 岡山駅前支店(店番号601) 普通口座 番号0803037 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■トマト銀行 奉還町支店(店番号005) 普通口座 番号1377532 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■楽天銀行 ロック支店(店番202) 口座番号7002547 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
■クレジットカードでの募金も受け付けています。詳細はホームページをご覧ください。
ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。ご了承をお願いいたします。
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人AMDA 事務局
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1 TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp https://www.amda.or.jp