フィリピン台風22 号(2022 年)被災者緊急支援活動(2023/01発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン台風22 号(2022 年)被災者緊急支援活動(2023/01発行ジャーナル冬号)

GPSP支援局 総務担当 ブルックス 雅美
 
2022 年10 月29 日、大型の台風22 号が、フィリピン・カタンドゥアネス島に上陸し、30 日までに西に向かって複数の島を横断。各地で豪雨と洪水が相次ぎ、約147 万世帯、598 万人が被災しました。(11 月19 日、フィリピン国家災害リスク削減管理委員会発表)

同日、AMDA 本部は、AMDA フィリピン支部や現地協力団体などと連絡を取り、情報収集を開始。11 月13 日から2 日間、AMDA の活動を長年支援していただいている株式会社キッカワ(本社:岡山県倉敷市)と合同で、大規模な洪水被害に遭ったミンダナオ島サンボアンガ( Zamboanga)にて食糧支援を実施しました。当初、米や乾麺、イワシの缶詰などと共にコーヒー・ジュースのセットを500世帯に提供する予定でしたが、予想以上に支援を求める家族が多く、約800 世帯に規模を拡大しました。このほか、食料品に加え、毛布や下着、衣類なども配布しました。