復興グルメF-1 大会 意見交換会・伝承館見学〜気仙沼市、陸前高田市、南三陸町(2023/01発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
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復興グルメF-1 大会 意見交換会・伝承館見学〜気仙沼市、陸前高田市、南三陸町(2023/01発行ジャーナル冬号)

AMDA 理事 財務会計 難波 比加理
 
12 月1 日から3 日まで復興グルメF-1 大会の関係先を訪問し、気仙沼紫市場商店街事務局の坂本正人さん、菅原尚美さん、陸前高田市の太田明成さん、南三陸町の三浦洋昭さん方と復興グルメF-1 大会と被災地間交流について意見交換を行いました。気仙沼市復興祈念公園と震災当時の避難先であった安波山を訪れたほか、陸前高田の奇跡の一本松、『いわてTSUNAMI メモリアル』を見学しました。被災当時のままの消防車や、被災映像、震災の歴史から今後の教訓を後世に伝えていくという、大切なメッセージを感じました。また、南三陸町の佐藤仁町長を表敬訪問し、懇談を行いました。

このほか、気仙沼紫市場商店街の周辺地域で、収入が激減した家庭を対象に支援物資のお米を配布するため、岡山から参加されたボランティアさんとともに、お米100 袋の仕分け作業を行いました。
 

〜ボランティアさんの声〜

「久々に訪れた東北の被災地。町の様子は変化していましたが、お会いした皆さんの笑顔は変わらず、それがとても嬉しかったです。支援する側、される側ではなく、災害大国で同じ時代を生きる仲間、大切な友人として、このご縁が末永く続くことを願っています」

「3 年ぶりに気仙沼、陸前高田、南三陸町に行き、復興の現状を垣間見ました。防潮堤、道路、記念館等々ハード面の復興は進んでいたものの、人口減、住民の高齢化、各種支援金の終了等々、厳しい現状を伺いました。微力ですが、できる支援は続けていきたいと再認識しました」