2022年度年次報告 災害支援事業(南海トラフ災害対応プラットフォーム)(2023/7発行) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

2022年度年次報告 災害支援事業(南海トラフ災害対応プラットフォーム)(2023/7発行)

AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム 概要

高知県黒潮町

◇実施場所: 岡山県、香川県、徳島県、高知県
◇実施時期: 通年実施

◇事業内容:
AMDA では、発生すれば死者30 万人、300 万人が被災するとも言われる南海トラフ巨大地震への取り組みとして、「AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム」を2015 年に設立。巨大地震が発生した場合に、孤立しやすい四国の徳島県・高知県に10 チームが迅速に支援活動を行えるよう、自治体、医療機関、企業などが一体となり準備を進めている。連携協定を結ぶ自治体や医療機関、経済団体と緊密に連携し、

 

徳島県阿南市

1.食糧などの事前備蓄 当初の備蓄品のローテーションと合わせて備蓄品の見直し
2.支援に駆けつける医療機関と支援に入る徳島県・高知県の自治体との事前マッチング、事前交流、訓練を通じての交流などを実施。

2022 年度も、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況が続き多くのイベントや訓練などで人が集まることが延期や中止となったが、コロナ対策を行いながら開催された、高知県黒潮町、高知市、徳島県阿南市、岡山県総社市、各地での訓練に参加した。また、AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム協力医療機関の一つである倉敷中央病院が主催する勉強会などにも参加した。

 

岡山県総社市

【訪問先】
  新型コロナ感染拡大防止のため、中止

 

【訓練】
日程  訓練名 活動内容
9/4 高知県黒潮町主催
「黒潮町総合防災訓練」
当日の雨天とコロナ禍により町民一斉の訓練は中止となったが、佐賀地区の保健所での避難所開設訓練が実施され見学者として参加した。【参加者】 AMDA 本部(2 人)
11/13 高知県高知市主催
「高知市防災訓練」
AMDA に加え、災害医療機動チームとして「NPO 法人あゆみ:すなば珈琲」が参加。
* 詳細は「災害医療起動チーム」の項目参照。
11/27 徳島県阿南市主催
「令和4 年度四国の右下防災旬間関連事業(阿南市参加課目)
2021 年に引続き、訓練前日に諏訪中央病院が長野県から阿南市まで移動する道中をJ-SPEED を使いルート情報等の報告訓練を行い、訓練当日の患者情報をJ-SPEED に入力した。岡山からは、倉敷中央病院から同時にJ-SPEED 入力を行い、阿南市に入っていた本部職員が、複数の情報を確認・分析した。
【訓練参加者】AMDA 本部(2 人)、AMDA 兵庫(1 人)、ホウエツ病院(4 人)、諏訪中央病院(5 人)
2/5 岡山県総社市主催
「令和4 年度総社市防災訓練」
「AMDA 活動のパネル展示」で避難所や被災地域のパネルを展示。
【参加者】 AMDA 本部(1 人)


【勉強会など】
1.倉敷中央病院の勉強会に参加
AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォームに参加されている倉敷中央病院内のFMS・防災対策委員会が主催する勉強会に2021 年度よりAMDA も参加。倉敷中央病院は、同プラットフォームでは徳島県美波町とマッチングされているが、徳島県内とマッチングされている他の医療機関とのつながりも重要であり、平時から連携した関係構築を広げられるようにと、AMDA より該当機関に案内を送った。この勉強会は、徳島県に支援に入る医療機関との連携交流の場にもなった。
日程 活動内容
5/17 「J-SPEED +」の紹介
7/14 講演1.災害支援ナース〜災害現場を経験して〜
講演2.JRAT 〜災害リハビリテーションの概要〜
9/8 保健医療福祉調整本部について

2.その他
日程 名称 活動内容
6/20 徳島県西部災害医療
Web セミナーに参加
医療法人芳越会 ホウエツ病院の林秀樹理事長からの紹介でAMDA 本部職員1人がオンライン参加した。
講演1.電子カルテがランサムウェア感染し災害モードになった病院の対応
講演2.みんなで取り組む災害医療〜コロナ禍を経て〜
7/19 高知県主催
「南海トラフ地震防災対策について、高知県、高知市、須崎市、黒潮町との協定書に基づき南海トラフ地震防災対策協議会」参加
コロナ禍のため、オンラインでの開催。
AMDA から活動の報告と県市町からの報告等を行う。