フィリピン担当 ブルックス 雅美

同日、合計 24 人(フィリピン支部長および副支部長含む医師 14 人、看護師 3 人、薬剤師 1 人、学生などのボランティア 6 人)が活動に参加し、合計 1,089人を無料で診察しました。高血圧、糖尿病などの持病を持つ方々から診察を希望されることが多く、必要に応じて薬やビタミン剤を提供しました。また、今後の生活の再建に関しての不安や、長い避難生活による感染症蔓延への懸念などを訴えられる方もおられました。加えて、今回の診察中に結核の疑いのある方々を見つけ、地元の保健所につなぐことができました。

AMDA フィリピン支部のエルレイ・ナバロ支部長は活動後、「ご協力者とのパートナーシップを通じて、災害時であっても『誰一人取り残さない』という、 フ ィ リ ピ ン 人の『助け合いの精神』は、心の中で息づいていることが再び証明されました。今回の活動に対しご支援いただいた皆様に心よりお礼申し上げます」と話しました。