​ペルーからの JICA 研修員キャサリン・ドゥガルドさん、AMDA にて「日本の災害対… – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

​ペルーからの JICA 研修員キャサリン・ドゥガルドさん、AMDA にて「日本の災害対…

JICA「日系サポーター」日系社会研修事業研修員 キャサリン ドゥガルド(研修期間8月2日〜9月7日)
 

川崎医科大学附属病院のドクターヘリを見学

この研修を通じて、災害への備えと対応の重要性は、日本人のDNA にすでに組み込まれていることがわかりました。AMDA は初めて聞く団体でしたが、この組織の頑張りには本当に驚かされました。AMDA の第一の使命とは、命を助ける必要がある場所に向かうことです。

宗教、政治、距離は関係なく、AMDA は最善を尽くして支援を提供します。AMDA が医療支援だけでなく、国民の心のケアも行っていることを知り、感激しました。 また、西日本豪雨の際には多くのボランティアが高校生であったことを知り、どうすればペルーの若者に防災への関心を持ってもらえるだろうかと考えました。コミュニティの重要性とは、逆境を克服するためにお互いを励ますことであり、人々の ” 生き残ろうとする意志 ” が不可能を可能にします。災害において犠牲者を生み出したのは、防災に対する人々の無関心さでした。このような経験を経て、コミュニティでは災害への備えと予防の重要性を教え続けています。そして、人々は学べば学ぶほど、計画を機能させるものが人の意志による力であることを実感しているのです。
 

研修修了式

今回、私自身、『南海トラフ災害対応プラットフォーム』の活動に参加する機会を得ました。高知県黒潮町の学生たちと一緒に津波に備えた避難訓練を行い、” 逃げトレアプリ ” を使って津波避難タワーに向かいました。

人の役に立つために、私ができることは何でしょうか。この経験を通じて、私はもっと自分の力で変わりたいと思いました。今回の研修は、ペルーと日本を繋ぐ機会となりました。このような研修に参加するチャンスを与えてくださった JICA と AMDA には感謝の思いしかありません。