気仙沼市商店街からの便り(2022/10発行ジャーナル秋号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

気仙沼市商店街からの便り(2022/10発行ジャーナル秋号)

気仙沼市南町紫神社前商店街 事務局長 AMDA 参与 坂本 正人
 
コロナが広がりもう 3 年が経ち、また各地で天災や戦争、物価上昇と大変な時代になってストレスを感じる方も多いのではと思います。私たち内湾地区も区画整理が終わりつつあり、観光客などのお客様が多くなろうとした矢先に発生したコロナ感染で、店主たちも悲鳴を上げています。

近頃コロナの感染者数も減ってきてはいますが、夜の飲食店にはまだまだお客様が戻る気配がありません。そんな中、コロナ以前より商店街の一角で『うたっこライブ』を開催していただいた方より、長引くコロナでの食費軽減として食料品支援の話が持ち上がりました。このような経緯で、食料品支援の活動を 2 年前より協力して行っています。しかし、物価高騰により食料品なども集まりにくくなり、いろいろと模索している時に AMDAの方から協力のお声がかかり、大変助かりました。

これまでは平日しか配布できなかったものの、小さなお子様のいるご家族から「平日は行けない」という声もあり、今回改めて週末の 9 月 25 日(日)に配布を行いました。

その際、子供も一緒に楽しんでもらおうと、商店街恒例の『子供ビンゴ大会』を組み合わせて行いました。大勢のお客様に来ていただいた結果、商店街もご利用いただき、” 賑わいづくり ” にもなりました。

 皆様にはアンケートを書いていただき、大半の人が継続と感謝の気持ちを綴っていました。大変な時代だと身の引き締まる思いです。「子供とのビンゴも楽しかった」「またしてください」との声も多く、今後も何かしらの子供のイベントと一緒に継続して行うつもりです。