GPSP 支援局 総務担当 ブルックス 雅美
バローチスターン州とシンド州を繋ぐ橋が
流され、交通もストップしている状況
8 月より AMDA は、パキスタン国内の協力団体と連絡を取り、被災状況や支援ニーズなどの情報収集を開始。9 月時点で 3,300万もの人が被災している状況を受け、9 月 20 日に調整員 1 名を現地に派遣しました。
派遣された池田敬調整員は現地協力団体である NRSP(National Rural Support Programme)、ハムダード財団、AMDA パキスタン支部のバカイ氏(バカイ財団)と面会し、バローチスターン州およびシンド州における各団体の活動地を訪問。洪水で家が流され、多くの方々が道路わきにテントやビニールシートなどで簡易的な住居を作り、雨風をしのいでいる現状などを確認しました。そこで協力団体とともに、小麦粉や米などを詰めた食料配給袋や蚊帳などを配布し、被災された方々が必要とするものをお渡しすることができました。(29 日に一旦活動を終了)
シンド州で食料配給袋を配布する池田調整員