災害派遣デスク アルチャナ シュレスタ ジョシ
派遣された稲葉看護師
7月下旬には、新型コロナウイルスの感染拡大はさらに深刻化し、再度沖縄県より看護師派遣の要請がありました。AMDAは即日、AMDA緊急救援ネットワークなどを通じて協力を呼びかけ、8月20日から9月30日まで、AMDA緊急救援ネットワーク登録看護師4人を現地に派遣しました。
8月下旬に派遣された稲葉恵看護師は、沖縄県の指示の下、高齢者施設におけるクラスター対応に従事しました。稲葉看護師は活動後「レッドゾーンでの医療支[pagebreak]援の中で、地元の方々と共に活動出来たことに心から感謝しています。当初少しでも役に立ちたいとその一心でしたが、人々の今を乗り越えようとする力を感じながらとても勇気をもらいました」と話しました。
9月下旬には新型コロナウイルス感染者数は減少傾向にあり、派遣された看護師らは沖縄県庁の指示で県庁コールセンターにて自宅療養中の感染者に電話で健康観察を実施しました。また、県庁の職員と共に高齢者施設を訪問し、施設の感染者対応の調査とともに、必要に応じた支援を行いました。