新型コロナ支援:沖縄県高齢者施設支援活動(2021/7発行ジャーナル夏号) – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

新型コロナ支援:沖縄県高齢者施設支援活動(2021/7発行ジャーナル夏号)

GPSP支援局総務担当ブルックス雅美
 
新型コロナウイルス感染拡大にともない、沖縄県は5月23日より緊急事態措置区域として追加されました。当時、県内でクラスターも発生しており、医療者不足の状況にありました。

5月25日、沖縄県より看護師派遣について要請を受けたAMDAは、翌日よりAMDA緊急救援ネットワークなどで呼びかけを行い、派遣準備を開始。そして6月1日、AMDA緊急救援ネット[pagebreak]ワーク登録の看護師一人を現地に派遣しました。この看護師は県の指示の下、県内の高齢者施設で活動し、同月7日に無事に帰途につきました。

以下、今回派遣された看護師からのコメントをご紹介します。

「沖縄県における高齢者施設でのクラスター対応に従事させてもらいました。緊急事態宣言が発令されているなか、自分が本当に現地に行って活動することが正しいのか迷うところもありました。それでもAMDAのコンセプトにある『困った時はお互い様』の理念のもと、自分ができることをさせてもらおうと思い参加を決めました。入居者のバイタル測定や、食事・清潔介助を中心に従事しました。辛い状況でも私たちに「ありがとう」と言ってくれる人々の暖かさに触れながら無事に活動を終えることができました」