ホンジュラス・ハリケーン被災者復興支援活動:児童のために(2021/7発行ジャーナル夏号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ホンジュラス・ハリケーン被災者復興支援活動:児童のために(2021/7発行ジャーナル夏号)

GPSP支援局 総務担当 ブルックス 雅美
 
AMDAとAMDA社会開発機構(AMDA-MINDS)は、中米ホンジュラス、エル・パライソ県にて合同復興支援活動を実施しています。
 

1)小学校の屋根改修

テウパセンティ市サラディーノ地区にある小学校は、ハリケーンの豪雨で屋根などが損壊。その後も、雨が降ると雨漏りする中で、児童は授業を受けていました。この状況を受け、屋根改修を決定。3月下旬に工事を開始し、6月8日、無事に完了しました。教員は「改修工事のおかげで、40名の児童が良い環境で[pagebreak]学習することができます」と喜ばれていました。
 

2)農業技術指導

テクシグア市アグア・カリエンテ村では、60世帯の農家が2月より「災害に強い菜園づくり」に取り組み、野菜や豆、バナナなど様々な作物が順調に成長しています。

同村の小学校でも学校菜園を開始。6月にはこの菜園で育った野菜を調理し、児童に提供しました。また、以前は学校に水がなく、児童らが15分ほど歩いて川で水を汲んでいましたが、学校菜園開始時に現地チームがホースを寄贈。この寄贈によって児童の衛生状況などの改善も見られました。