岡山ハーモニーライオンズクラブからの食糧支援贈呈式(2021/4発行ジャーナル春号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

岡山ハーモニーライオンズクラブからの食糧支援贈呈式(2021/4発行ジャーナル春号)

AMDAボランティアセンター事務局長 竹谷 和子

AMDAこども食堂支援プラットフォームの活動

AMDAこども食堂支援プラットフォームに対してふるさと納税を活用され、2018年度から毎年食料品等の支援がありました。3回目となる今年度は、カレー、パスタ、ツナ缶等10種類の食料品の提供がありました。

コロナ禍、今年度の贈呈式を2月5日にAMDA事務所内で、古賀栄会長、内田正子GSTコーディネーターを迎え、直島克樹プラットフォーム事務局長、AMDAスタッフで行いました。直島事務局長から「一人親家庭、両親がそろっていてもコロナの影響で困窮家庭が増えています。困窮状態の中で削るのは食事であり、子どもの様々な経験を学ぶ機会が少なくなっていることが大きい。そういう状況で、こども食堂の役割はとても大切で、通常の活動はできないが弁当を配布しています。それもできない場合食材をそのまま配布をしています。今まで気づけなかったことで女性の生理用品等もその際にお配りしています。このような支援は家族の会話にもつながっており、本当にありがたいです」とお礼の言葉と共に話されました。古賀会長は「今年度もAMDAへこのような支援ができて嬉しいです。コロナ禍、子どもたちが栄養のある物を食し安心して笑顔で生活できることを想像し、ふるさと納税を活用した支援を行ってきました。このご縁を大切に今後も喜んでこの活動を継続していきたいと思います」と述べられました。支援された食料品はこども食堂6団体へ渡しました。


左から2人目古賀会長


支援の食料品

支援物資お米の贈呈式、配布

AMDAこども食堂支援プラットフォームは2017年12月の設立以来、子どもたちの食の支援と社会参加を目指し活動しています。食料支援として年4回のお米の支援を行っています。2020年度4回目となるお米の配布を3月12日AMDA事務所で行いました。AMDA米の備蓄へは「十字屋グループ」の協力があり、希望された6団体に配布しました。

配布時に最近のこども食堂の現状を伺ってみました。
・コロナ禍で未だに従来のこども食堂としての活動ができないが、ほぼ月2回程度お弁当を作り配布しています。お弁当の配布を通じこども食堂を利用されている皆さんの力になればいいと思います。
・ますます困窮状態が強くなっていると感じます。食料の支援はありがたく、とりあえずお米はありがたいです。

<こども食堂におけるお米を使ったメニューを一部ご紹介します>


NPO法人ハーモニーネット未来
日曜日の昼食の『チキンライス』


おかえりこども食堂
『おかえりこども食堂弁当』