事務局便り(2021/1発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

事務局便り(2021/1発行ジャーナル冬号)

宮城・南三陸町長よりAMDAに感謝状をいただきました

AMDA理事 難波 妙

10月26日、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町の佐藤仁町長が岡山市のAMDA本部事務所を訪問されました。災害直後に南三陸町で支援活動を実施したAMDAに感謝状をいただきました。佐藤町長のAMDA訪問は2014年に続き、2回目となります。

贈呈に際し、佐藤町長は、「2011年3月11日、奈落の底に落とされたとき、手を差し伸べてくれた恩義を、生涯忘れることはありません。助けてもらった記憶をもとに、ほかの地域が被災した際には必ずその恩義を返すことを、町民と、町を担っていく次世代に伝えたい。」と述べられました。佐藤町長は、これまで140か所を訪問し、被災経験を活かした災害支援ができる町として、災害協定のある自治体との更なる関係強化を目指していらっしゃいました。

AMDAは南三陸町の更なる発展を願っております。

 

日本技研工業株式会社様(東京都)よりごみ袋のご寄付をいただきました

AMDA理事 難波 妙

寄贈を受けた医療法人芳越会 林秀樹理事長

コロナ禍で医療機関では、マスクやペーパータオル、ガウンの需要が高まると同時にこれらの廃棄量も大幅に増えています。このような状況を鑑み、日本技研工業株式会社様より、ごみ袋の寄贈のご提案をいただきました。コロナ感染症対策の一環として、AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム関係医療機関ならびに自治体にAMDAから希望を募ったところ、11か所から1128ケースの要望があり、このうち687ケースが年内までに届けられました。ゴミ袋を受け取った関係機関より、「衛生管理で必要な備品ですので大変有難く、大切に使用します。」「給食部門や薬剤部門などその他の多くの場面で仕様でき、大変助かります。」等、感謝のメッセージが寄せられました。引き続き日本技研工業株式会社様には残りの441ケースと追加希望についてもご協力いただくことになっております。

 

株式会社トマト銀行「AMDA国際医療貢献定期預金」の寄付金贈呈式

AMDA理事 難波 比加理

今年で6回目となる株式会社トマト銀行の※「AMDA国際医療貢献定期預金」による寄付金贈呈式が執り行われました。

株式会社トマト銀行 常務取締役 中山雅司様から贈呈のお言葉をいただいた後、AMDA菅波理事長に目録が手渡されました。中山様からAMDAに「災害に対して、いつもスピーディーに対応されており、命を救うために一刻も早く駆けつける姿に敬意を表します。トマト銀行の創業の原点である相互扶助の精神でお客さまが困ったときこそしっかり応援させていただくことを使命としており、AMDAさんの相互扶助の精神と同じくしていることに共感しております。今回のAMDA国際医療貢献定期預金の取り組みは、地元の皆さまの支持を受けて目標を達成することができました。AMDAの支援活動に役立ていただきたいです。」

菅波理事長から「トマト銀行様の創業の原点とAMDAの理念が同じ「相互扶助」であり同じ思いであることを知りました。この度も多大なご支援をいただき改めて感謝申し上げます。」と御礼を述べました。

※「AMDA国際医療貢献定期預金」とは、トマト銀行に新規にこの定期預金を30万円以上お預け入れされた方に店頭表示金利+年0.01%上乗せ(税引き後 年0.0079%)するもの。そして、新規預け入れ総額の0.1%(上限30万円)をAMDAにご寄付くださるという取り組みです。尚、このキャンペーンは2020年11月1日〜11月30日までの期間をもって終了いたしました。

ご協力くださったお客様、ご支援くださった株式会社トマト銀行様、に心から厚くお礼申し上げます。