ホンジュラス・ハリケーン被災者緊急支援活動(2021/1発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ホンジュラス・ハリケーン被災者緊急支援活動(2021/1発行ジャーナル冬号)

GPSP支援局 総務担当 ブルックス 雅美

11月に入り、巨大ハリケーン「エタ(Eta)」が中米諸国を襲い、AMDAグループである特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(AMDA-MINDS)が活動を行っているホンジュラスにも上陸。約164万人が被災しました(11月6日現在)。この甚大な被災状況を受け、11月17日、駐日ホンジュラス共和国特命全権大使アレハンドロ・パルマ・セルナ閣下がAMDA-MINDS事務所にご来訪・支援要請があり、今回AMDA・AMDA-MINDSの合同支援活動の実施を決定しました。
その後、ハリケーン「イオタ(Iota)」もホンジュラスを通過し、被害も拡大。緊急支援として、首都テグシガルパ市の避難所等3カ所で合計66人に衛生用品、清掃用具、解熱剤、下痢止め薬などを配布。更に、AMDAMINDSの活動地域でもあるエル・パライソ(ElParaiso)県テウパセンティ(Teupasenti)市にて、同市緊急対策委員会の協力のもと、食料や毛布、衛生用品などを50世帯に配布したほか、乳幼児がいる25世帯におむつ等の支援を行いました。

しかしながら、生活の立て直しに向けたニーズに対応すべく、今後は復興支援としてAMDA・AMDA-MINDS合同支援活動を行っていく予定です。 尚、12月3日現在、2つのハリケーンにより、死者数99人、延べ約466万人人以上が被災しています(ホンジュラス緊急事態対処常設委員会(COPECO)発表)。