AMDAこども食堂支援プラットフォーム支援物資(お米)贈呈式(2021/1発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAこども食堂支援プラットフォーム支援物資(お米)贈呈式(2021/1発行ジャーナル冬号)

AMDAボランティアセンター事務局長 竹谷和子


AMDAこども食堂支援プラットフォームが2017年12月に設立され、子どもたちの食の支援と社会参加を目指して活動し、設立以来毎年4回、お米の支援を継続しています。

12月17日きらめきプラザ(岡山市)でこども食堂団体に対するお米の贈呈式を開催しました。こども食堂4団体、お米備蓄協力先の十字屋グループを代表して衣笠伸典部長、AMDA支援農場代表世話人らの出席の下、菅波茂AMDA理事長より目録にてお渡ししました。
またこの贈呈式では在大阪フィリピン総領事のご意向でお米のプレゼントも行いました。AMDAは毎年、海外支部のある国の駐日大使館、領事館へお米を贈呈しており、在大阪フィリピン総領事より、今回はこのお米をAMDAで有意義に活用してほしいとのお申し出がありました。それを受けAMDAはこども食堂へプレゼントとしてお米をお渡ししました。

その後、各こども食堂よりそれぞれの現状報告をしていただき、「地域の中で人とのつながりがうすく、コロナ禍でますますその傾向が増えつつある」「こども食堂参加者が支援に慣れていない」「現在コロナ禍でお弁当の提供をしている」また「安心して子どもから高齢者、一人親の家庭等だれが来てもいいふれあいの場にしたい」「食料支援で社会とつながっている」などのお声をいただきました。今回はお米の贈呈を通して各こども食堂の現状や各団体の思いを伺うことができる良い機会になりました。贈呈式欠席の2団体にもAMDA事務所内にてお米をお渡ししました。