インド・ブッダガヤ地区ロータリークラブとヘルメット配布〜交通安全啓発活動〜
◇実施場所: ビハール(Bihal)州ブッダガヤ(Bodhgaya)地区
◇実施日: 2019年11月12日
◇派遣者: 菅波茂/医師/AMDAインターナショナル代表、岩尾 智子/看護師(米国資格)、調整員/AMDA本部職員
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成: AMDA本部、ブッダガヤ地区ロータリークラブ
◇受益者数: 100人
◇事業内容:
2019年11月12日、AMDAは協力協定を締結しているブッダガヤ地区ロータリークラブと一緒に、交通安全啓発を目的として、バイク使用者100人を対象にヘルメットを配布した。この配布は、2018年、ブッダガヤ地区警察署長より同地区ロータリークラブがヘルメット配布に関する話を受け、そしてAMDAに相談されたことがきっかけで開始。2年目の今年もロータリークラブと費用を折半で活動することを決定した。配布数については前回大変好評だったため、配布するヘルメットを55個増やすこととした。
当日、ガヤ県の統括担当官もヘルメット配布に参加し、「11月15日からヘルメット着用などの交通安全強化に取り組む予定です。この啓発活動は丁度良いタイミングです。」と現地メディアに話した。
インド・ブッダガヤ地区の村で衛生教育を実施
◇実施場所:インド・ビハール州ブッダガヤ地区マティヤ―二村
◇実施日 2019年11月13日
◇派遣者 菅波 茂/医師/AMDAインターナショナル代表、岩尾 智子/看護師(米国資格)・調整員/AMDA本部職員
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成
AMDA本部、日本インド友好医療センター信託財団、エコラス・デ・ラ・テレ福祉団体、ヴェーダ・マザーテレサ福祉信託財団
◇受益者数 130人
◇事業内容
11月13日に衛生教育を実施したブッダガヤ地区マティヤ―二村では、前年AMDAが井戸建設支援も行った。ブッダガヤ地区中心部から約10km離れた場所に位置するこの村は、多くの人が農業や建築などの日雇い労働で生計を立てている。
この日行われた衛生教育では、村の大人と子ども計130人を対象に、AMDAピースクリニックで健康教育を担当している現地スタッフが、歯の磨き方、排せつ後や食前の手洗いの大切さ、毎日身体を洗って清潔に保つことの重要性など衛生観念について説明。その後、村の人たちに学んだ内容について質問した。大勢の前で発表するのをためらう人も多くいる中、質問にハキハキと答える女性もいた。加えて、J.S.Foundation様からご寄付いただいたフェースタオルを配布したところ、早速、タオルを器用に頭に巻いている村人、井戸まで行って手洗いをした後、タオルで手を拭く子どもたちを見かけた。最後に、参加者にはクッキーやキャンディーなどのお菓子も配布した。
インド・ブッダガヤ地区 スクールバッグなど配布
◇実施場所: ビハール州ブッダガヤ地区
◇実施日: 2019年12月4日
◇派遣者: 岩尾 智子/看護師(米国資格)・調整員/AMDA本部職員
◇現地での参加者を含めた事業チーム構成: AMDA本部、ジーナアミタッブ福祉信託財団
◇受益者数: 170人
◇受益者の声:
「家に帰る際、服などの荷物を入れようと思っている。」
「手提げバッグをもらえて嬉しい。」
◇事業内容:
ブッダガヤ地区で、貧困家庭の児童生徒を対象とした無料全寮制学校を運営しているジーナアミタッブ福祉信託財団とは、2018年、服配布事業を協働で行ったことをきっかけに、協力関係が継続している。その無料全寮制学校に通う児童生徒と先生計170人を対象に、J.S.Foundation様から提供いただいたビニールトートバッグを配布し、一部の児童には支援者様が手作りされたタオル生地のベストも併せて手渡した。いつもは寮に暮らす児童生徒は、長期の休みに入り帰省する際、荷物を入れるのに便利だ、という声が多く聞かれた。ベストを受け取った児童は、早速試着していた。