2019年度年次報告 平和構築 難民支援事業(2020/7発行) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

2019年度年次報告 平和構築 難民支援事業(2020/7発行)

難民支援事業

日程 プロジェクト名 活動場所(2019年度) 受益者数(2019年度) 活動内容
2019年
3月開始予定
ミャンマー国内避難民医療支援活動 ラカイン州シットウェイ避難民キャンプ 【派遣者】鈴木 俊介/AMDA-MINDS 理事長
【現地活動協力団体】AncillaryCommitteeFortheReconstructionof
RakhineNationalTerritory(CRR)
【活動内容】AMDAからCRRに、国内避難民のキャンプの中に住んでいる助産師への支援を2018年より行うこととし、2018年には助産師への給与とモバイルサービスにつかうためのバイク1台分、血糖測定器1台、聴診器1本を提供。2019年は助産師への給与と血圧計と聴診器を提供。
1992年〜継続中 ブータン難民医療支援活動 メチ県ジャパ郡、モラン郡内難民キャンプ 5,000人 【現地活動団体】AMDAネパール支部
【背景】AMDAネパール支部は1992年、ネパールへ流入してきたブータン難民に対する医療支援事業をダマック市で開始。1995年、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)より正式な委託事業として、30床の「AMDAダマック病院」はブータン難民及び地域住民への医療サービスの提供を開始した。2001年より同支部はブータン難民における一次保健医療をUNHCRから委託され、各キャンプに活動拠点を設置、最大約11万人の難民を対象にプライマリヘルスケアサービスを提供してきた。
【活動内容】難民人口減少に伴い、ネパール政府とUNHCRで協議の下、2018年12月に一部の活動を終了。ただし、AMDAネパール支部とUNHCRのプロジェクト連携協定の元、同支部がUNHCRから資金を得て2019年1月から難民がキャンプ内での医療サービスを実施(20年12月終了予定)。そのほか、キャンプ内の障がい者の社会・生活保護に関する活動のほか、難民が公立の医療施設で容易に医療を受けられるようにアシストも行っている。