インド活動報告:多発する災害に備え協力協定を締結(2020/1発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド活動報告:多発する災害に備え協力協定を締結(2020/1発行ジャーナル冬号)

インド担当 岩尾 智子

 


菅波代表(左)とSAARC医師会会長(右)

11月5日、AMDAは南アジア地域協力連合医師会(SAARC Medical Association)と災害時における支援活動などに対する相互協力協定を締結しました。SAARCとはインドを含む南西アジア8か国が加盟する、福祉、経済社会開発、文化などの分野における地域協力枠組みです。南西アジア地域または日本で大規模災害が起こった際には協力して支援活動を実施します。


菅波代表(左)とスバヤ医科大学ラタ医師(右)

加えて、11月16日、インド南部カルナタカ州シモガ県にあるスバヤ医科大学と、AMDAは災害対応に関する協力協定を締結しました。頻発するインド国内での洪水などに対する災害対応のみならず、防災、減災にも焦点をあてて、教授や学生を対象とした講義、コミュニティへの災害対応教育など、今後の活動の可能性についても話し合いました。