2018年度年次報告 健康増進 その他(2019/7発行) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

2018年度年次報告 健康増進 その他(2019/7発行)

インド・WHO会議に参加


◇実施場所 インド・デリー
◇参加日 2018年6月20日

◇出席者
菅波茂/医師/AMDAインターナショナル代表、ミナクシ・ジョシ/アユルベーダ医師/AMDAインド支部事務局長、岩尾智子/看護師(米国資格)・調整員/AMDA本部職員

◇事業内容
2018年6月19日から21日、デリーで開催されたWHO会議に岡山県総社市の片岡聡一市長とともにAMDA菅波代表が出席した。2018年3月に開催した総社市とAMDA共催の「全国屈指福祉フォーラム」がきっかけとなり、今回、南アジアや西太平洋などのWHO関係諸国にも総社市の先駆的な福祉の取り組みを紹介することとなった。

片岡市長は、総社市の障がい者1000人雇用の取り組みや、災害時要援護者に対する政策について48の国と地域から参加したWHO担当者を前に、粘り強く進めてきた経緯と自らの福祉政策に対する信念を力強く語った。福祉面をはじめとした地方自治体の首長のリーダーシップがAMDAなどのNGOとの連携によって災害対応にも生かされていることが発信された。

 

第1回日越国際シンポジウム


(一般財団法人国際医療貢献プラットフォーム主催、総社市・AMDA共催)

◇開催場所 リーセントカルチャーホテル (岡山市北区)
◇開催日 2019年2月20日

◇主な参加者・団体
国・自治体: ヴー・ホン・ナム・駐日ベトナム社会主義共和国特命全権大使、チャン・コク・ ヴィエト・ベトナム国防省175軍病院副院長、片岡聡一・岡山県総社市長
企業・団体 (50音順): 岩本一壽・社会福祉法人恩賜財団済生会 支部岡山県済生会支部長、グェン・ダン・クォック・チャン・ダナン大学医学部学部長、グェン・ティ・トゥイ・ホア・丸天産業株式会社技能実習生代表、グェン・ティ・ロアン・IMS常務取締役、小林眞弘・アイ・エイチ・ディ協同組合代表理事、小林米幸・AMDA国際医療情報センター理事長、近藤実・太陽美術紙工株式会社管理部部長、佐藤紘之・丸天産業株式会社常務取締役、菅波茂・一般財団法人国際医療貢献プラットフォーム代表理事・AMDA理事長、ダン・ティ・ミン・トゥェット・NEWTATCO(ニュータコ)ホーチミン支社長、ファン・ティ・タン・フォン・太陽美術紙工株式会社技能実習生
◇参加者数 213人

◇事業内容
逢沢一郎代議士の紹介で、2018年6月、ハノイ市で駐ベトナム社会主義共和国日本国特命大使の梅田邦夫閣下と面会した際、ベトナム人就労者が日本で生き生きと活躍できるよう配慮してほしいとの要請を受け、その際、同席していた総社市長の片岡聡一氏、アイ・エイチ・ディ協同組合代表理事の小林眞弘氏と菅波茂代表理事が企画し、今回「ベトナム人就労者の健全な受け入れを目指して」をテーマとしてこのシンポジウムを開催。

当日は駐日ベトナム社会主義共和国特命全権大使のヴー・ホン・ナム閣下が日越友好のために望むこととして、「ベトナム人は勤勉で明るい。技能実習生は日本で仕事のスキルやマナーを学び、帰国後に生かしてほしい。日本の文化を持ち帰ってほしい。両国間で「家族」のような関係が定着し、友好関係がさらに深まることを願っている。」と語った。更に、両国の医療、行政、教育、団体・企業関係者やベトナム人技能実習生らが出席。菅波代表理事より、在岡ベトナム人技能実習生をコミュニティと、医療面を支える「岡山・ベトナム健康増進コミュニティー形成推進プログラム」を提案、世話人会が発足された。