Tsubomi2018年度/東日本復興委託事業報告(2019/7発行ジャーナル夏号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

Tsubomi2018年度/東日本復興委託事業報告(2019/7発行ジャーナル夏号)

一般社団法人Tsubomi 代表理事 大久保 彩乃

 


子育て支援のベビーマッサージの様子

岩手県大槌町の復興再生と地域住民の心身の健康、コミュニティの向上を目指しました。地域交流会、郷土料理教室を実施し年代を超えた触れ合いや食文化の伝承の機会となりました。リラックス効果のあるアロマ講座、ボタニカル講座では参加者から「心がほぐれていくのがわかった。」との声がありました。子育て支援は、親子アクセサリー講座、スポーツ講座の他、発達障がいのある子どもを含む子育てセミナー、乳幼児のわらべうたベビーマッサージ、子どもと楽しむ季節行事など多彩に開催されました。

講座では、町民生活の変化の中で昔の暮らしや経験を若い世代に伝えました。参加者が「子どもや親同士の交流を屋内外で体験でき、子どもへの接し方を学び相談できる場があると安心して子育てができる。」との反応がありました。また、支援団体である「おかやまコープ」の大槌訪問・視察を受け入れ、震災前から現在までの町の歩みを説明し、8年経った町の様子や課題を伝えました。2018年度をもち委託事業は終了となります。皆さまのご支援に心より感謝と御礼申し上げます。