
祖母井 利昭
岩手県大槌町で発生した山林火災に伴い、4月28日から29日にかけて、岩手県大槌町の災害対策本部および元AMDA大槌健康サポートセンター(佐々木賀奈子センター長)をAMDA本部から2名で訪問しました。
当日は降雨により鎮火に向けて事態が大きく好転したものの、町全体にはまだ焦げた匂いが漂っており、緊迫した状況を肌で感じました。前日まで、多くの家庭ではホースで自宅へ水をかけるなど懸命な作業が続けられており、住民の方々からは喉の痛みや消火活動による疲労を訴える声が多く上がっていたようです。
翌29日には自治体の調整本部会議に参加し、避難所の環境が改善され、支援体制が充実していることを確認しました。さらに地域の自治会、医師会、社会福祉協議会の関係者らと面談を重ねた結果、生活上の大きな不便は解消され、緊急の医療・物資支援ニーズも収束に向かっていることを確認できたため、現地での緊急対応は不要と判断し、活動を終了しました。

皆様との面談を通じ、東日本大震災で培われた協力体制の輪が、さまざまな場面で活かされていることを改めて実感しました。今後も関係諸機関との連携を維持し、必要に応じた支援ができるよう備えてまいります。