大阪北部地震 緊急救援チームが現地入り(2018/07発行ジャーナル夏号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

大阪北部地震 緊急救援チームが現地入り(2018/07発行ジャーナル夏号)

プロジェクトオフィサー 神倉 裕太郎

6月18日午前7時58分、大阪北部を震源とするマグニチュード6.1の地震が発生、大阪では最大震度6弱を記録しました。この地震に対し、AMDAは現地に入り支援ニーズ調査を行うことを決定。6月18日にAMDA本部より職員2名が現地に入りました。

高槻市と茨木市の各災害対策本部を訪問し、被害状況等を確認し、計6か所の避難所を訪問調査しました。避難所では、担当者から情報収集をするとともに、避難者の方々にもちょうしゅ聞き取りを行いました。

余震が続く中、不安な気持ちで避難者の方々が避難所で過ごしていましたが、地元の医療機関がすでに立ち上がっていることと、家屋の全壊などはなく帰宅しているという状況から、現段階での医療を含めた支援の必要性はないと判断し、今回の活動は一旦終了し引き上げることになりました。

同規模の余震発生が危惧され、強雨による土砂災害等の二次災害発生の可能性もあることから、AMDAは今後も状況を注視していきます。