フィリピン復興支援に向け 菅波代表がマラウィ市訪問(2018/07発行ジャーナル夏号) – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン復興支援に向け 菅波代表がマラウィ市訪問(2018/07発行ジャーナル夏号)

フィリピン担当 岩尾 智子


2017年5月23日にミンダナオ島マラウィ市で起きたフィリピン政府とIS(自称イスラム国)系マウテグループによる武力衝突は10月16日、ドゥテルテ大統領によるマラウィ開放宣言で終局を迎えましたが、現在も7万世帯35万人以上が避難生活を余儀なくされています。(フィリピン社会福祉開発省2018年4月3日発表)。

AMDAと昨年協力協定を締結した大統領府官房長官室のメルカド筆頭秘書官からマラウィ市訪問の提案をいただき、AMDA菅波代表とスタッフ1名が4月6日に現地に入りました。

政府現地オペレーションセンター、ミンダナオ州立大学、マラウィ市の仮設住宅などを訪問し、避難者の生活を垣間見る中で、子どもたちが集まる場がないことが分かりました。今後、メルカド氏と話し合いながら、AMDAは復興支援事業として仮設住宅地域での子ども図書館開設に向けて協力していく予定です。