2017年12月13日より2日間、菅波代表はパキスタン家庭健康教育プログラム活動を視察しました。2014年より3年間継続している当プログラムは、未婚女性を対象に健康に関する知識向上を目指し、現地協力団体であるNRSP(ナショナルルーラルサポートプログラム)、茅ヶ崎中央ロータリークラブ様と一緒に実施しています。
活動地であるパキスタン南部シンド州タッタ県ミルプルサクロ地区とタンド・ムハマッド・カン県ディグモリ地区を訪れ、授業の参加者と交流しました。参加者の多くは勉強意欲があり、なかには看護師になりたいという夢を持っている方もいました。また、このプログラムの影響は家族や地域全体にも及び、教育の大切さに気付いた親が娘も学校に通わせ始めたという家庭も見られました。更に訪れたある村では、水質検査を実施し、ペンキを塗ることにより、飲料可能な水が出る井戸と飲料以外の用途で使用する井戸を区別するなど行動変化につながっていました。
今後は、当プログラムを通して、未婚女性の知識修得度及び行動変化等の最終調査を実施していきます。