救援物資を配るAMDA調整員
フィリピン・ルソン島南部アルバイ州で起きたマヨン山噴火を受け、AMDAは2018年2月8日、現地にコーディネーターを派遣しました。
岡山倉敷フィリピーノサークルの西アニー副代表は、JR岡山駅から午後3時28分発の新幹線で出発。現地時間9日未明に首都マニラに到着し、10日にAMDAフィリピン支部を中心とした被災者医療支援チームに合流しました。
地元のビコール大学、アルバイ州医師会、フィリピン国家災害リスク削減委員会管轄の保健所と連絡を取りながら活動。ビコール大学のAMSA(アジア医学生連絡協議会)の協力も得て、避難者266世帯1,071名に診療と食料物資を配布しました。マヨン山は1月13日以降、活発な火山活動を繰り広げ、2月5日時点で被災者数は8万6,052人。58カ所の避難所には1万7,137世帯、6万4,895人が身を寄せています(フィリピン社会福祉省発表)。
AMDAは2006年にも、マヨン山の火山灰泥流被害で緊急支援活動を行っています。