レイテ医師会医師による診療活動の様子
2017年7月6日の夕方4時フィリピン・レイテ島西部を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生しました。レイテ医師会と連絡をとり現地の状況を注視していたところ、59世帯197名が避難テント生活を続けているレイテ島カナンガ町ヒロクトガン地区で医療ニーズがあるという情報が入り、AMDAは7月28日に現地入りし、レイテ医師会と合同で医療支援活動を行うことを決定しました。
AMDA・レイテ医師会合同医療チームは、ロマルデス医療大学と共に、233人(成人129人、小人104人)を診察しました。感冒症状、頭痛、皮膚のかゆみ、腰痛などの訴えに対し医薬品を提供しました。今回の地震による地すべりで家を失った人からは「テント生活による疲れが溜まっている中、無料で医師による診察を受けられたことに感謝している」という喜びの声をいただきました。