手術を受けた男の子
5月8日、9日に、今回で3度目となる口唇口蓋裂無料手術がインドネシアのスラウェシ島南部バンタヤン(Bantaeng)地区で行われました。毎年恒例となったこのプロジェクトは台湾IHA(Taiwan International Health Action)と合同で行っています。
昨年に引き続き、口唇口蓋裂に苦しむ人々に無料の形成外科手術がバンタヤン総合病院で行われました。
台湾から医師など11名、AMDA本部からコーディネーター1名を含むスタッフ、現地ではマカッサルのセレベス・クレフトセンター(CCC)から5名の口腔顎顔面外科医と4名の麻酔科医が加わり、現地の手術室看護師10名とともに手術にあたりました。
2日間で計23名の患者に対する手術が朝から夜遅くまで行われました。
手術を受けた本人や家族から、「当人や子供達の人生に大きな転機をもたらしてくれた。心から感謝したい。」との温かい言葉をいただきました。
昨年無料手術を受けた女性の
術前と現在の様子
また、昨年の口唇口蓋裂手術を受けた患者の写真も紹介され、多くの人々が自信を取り戻し、幸せな日々を送っていると報告がありました。
■AMDAからの派遣者
ニッティヤン・ヴィーラヴァーグ/調整員/AMDAインターナショナル事務局長