ネパールで菅波代表が特別記念講演
ネパール医師会総会で講演する菅波代表
AMDAグループ菅波茂代表が11月11日、ネパールのビピコイララ医科大学で行われたネパール医師会の第27回総会で、同医師会の依頼を受け特別記念講演をしました。
菅波代表は「ネパール医師の中南米での人道支援プロジェクトは多民族、多宗教、多文化などの多様性を実現する貴重な役割を果たしました。2015年に起きた地震でも活躍し、『今日のネパールは昨日のネパールではない』というメッセージを世界に発信しました」とお話しました。さらに、菅波代表は南海トラフ災害の際はぜひネパールの政府、医師会から緊急医療チームを派遣してほしいと呼び掛けました。
また、AMDAはネパール大地震の後に急増した精神疾患の患者に対応するため、日本医師会、ネパール医師会と共同で、ネパール国内の医療従事者約400人に心理カウンセラー養成講座を実施したことに高い評価を受け、総会開会式で日本医師会の横倉会長と菅波代表に感謝状が贈られました。
倉敷平成病院と赤磐市と災害時連携協定を締結
AMDA は大規模災害が発生した際に相互に連携しながら被災地の支援活動を行うため、10 月11 日に倉敷平成病院、12月21 日に赤磐市と連携協定を締結しました。
倉敷平成病院との連携協定調印式
赤磐市との連携協定調印式
支援者紹介
ライフビジョン学会様
オークション風景
*毎年チャリティーオークションを通じてAMDA にご支援いただいているライフビジョン学会様から、今年度もご寄付をいただきました。寄稿文をいただきましたのでご紹介します。
「勤労奉仕」は押しつけがましい。「ただ働き」では損した気分。一方わがライフビジョン学会のチャリティーオークション・パーティには、ちょっと背徳のニオイがする。昼日中、都心のホテルでお酒を飲みごちそう食べながら、日ごろは倹約節約を旨とするサラリーマンやOB たちが、誰かの無償提供品をオークションしてカンパ金に換える。
ここに並んだ「商品」は値切ってはいけない。額面を隠して出展された商品を競り上げて、市価より高く落札するのがマナー。カジノ法などなくてもドキドキはらはら、気分は大いに活性化。
災害に遭われた皆さまを支援しようという清い心と、目的達成手段の怪しさがオトナの皆さまの心を射てか、今年で21回目。延べ1,180 人が7,581,919 円を生み出した。
微力だけれど無力じゃない。誰かに指示されて動くのでなく、自分の意思と行動で自分の利益以外の事に参加する。ボランティア、こんなに面白いことは他にない。
多くの方々からご寄付をいただきました。一部を紹介します。
おかやまコープ様
タイ モンフォート高校様
トマト銀行様
大衆音楽協会様
インターン紹介
就実大学経営学部2年 野山 貴弘
2016 年10月から1月末までの4カ月間、AMDA でお世話になっています。国際協力活動に興味があり、インターンシップを志望しました。
AMDA で働くようになり、今まで以上に災害について考える機会が増えました。2016 年は日本だけでなく、世界中で地震が頻発しました。その度に南海トラフ地震の発生が近づいているのではないかと感じます。
私が住む町には震度5 強〜 6 弱の揺れが予測されています。「まさかこんなに揺れるとは思わなかった」「まさか非常食や避難グッズが必要になるとは思わなかった」と後悔しても遅いです。地震発生時の「まさか」をなくすために日々の準備の大切さを広めていきたいです。