戸別訪問を行うAMDA看護師ら
10月21日午後2時7分、鳥取県中部を震源とする震度6弱(マグニチュード6.6)の地震が発生。余震が続く中、避難している住民のストレスによる体調不良が心配される状況でした。
そこでAMDAは適切な支援を見極めるため、10月24日、鳥取地震で被害の大きかった倉吉市を中心に看護師2人、調整員1人を派遣しました。
AMDAチームは避難所で情報収集を行う中で、市役所の方から要望のあった、緊急性はないが体の不調の訴えのある高齢者2人と子どもへの健康相談に応じました。倉吉市内の被害状況を確認した後、市役所職員の方に同行させていただき、戸別訪問を行いました。市社会福祉協議会が立ち上げたボランティアセンターの利用を勧めるチラシを配布するとともに、自宅駐車場で車中泊の可能性のある方に聞き取りを行うなど26日まで3日間、精力的に活動しました。
■派遣者
山河 城春/看護師/AMDA ERネットワーク登録メンバー
橋本 千明/看護師/AMDA本部職員
大西 彰/調整員/AMDA本部職員