東日本大震災復興支援活動(2016/6発行ダイジェストNo.46) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災復興支援活動(2016/6発行ダイジェストNo.46)


高台から眺める現在の岩手県大槌町の様子

東日本大震災に対して、AMDAは発災翌日から医療チームを派遣し、緊急医療支援を開始。2014年3月までを「第1次復興支援3か年事業」、現在は「第2次復興支援3か年事業」として、復興支援事業を継続しています。

AMDA大槌健康サポートセンター


AMDA大槌健康サポートセンターでの活動の様子

昨年12月で創立4周年を迎えた同センターでは、これまで様々な世代・環境にある方々に対して心身の健康のサポート、コミュ二ティ構築支援など幅広い活動を行ってきました。

そして、同センターの一部が、更に地元に根付いた活動を展開すべく、5月より新団体「Tsubomi」として独立し、今年度はAMDAの業務委託として、「ママのための講座サロン」「食と音で奏でる心のハーモニー」「天然酵母パン作り教室」事業を継続展開することとなりました。

5月22日に大槌町中央公民館大会議室で、感謝とお披露目の催しを開催。これからは同センターと新団体でそれぞれの役割と特色を生かし、ともに尚一層の活動の充実を目指していきます。


大槌町在住の佐々木賀奈子鍼灸師は鍼灸治療、仮設独居被災者訪問など活動を継続しています。その中で、熊本地震AMDA緊急医療チームの活動する益城町広安小学校救護に駆けつけ4月30日から5日間、被災者への鍼灸施術を行いました。

被災地間相互交流事業 〜第12回復興グルメF-1大会in南相馬〜


南相馬市で開催された第12回F-1大会

南三陸沿岸部一帯の商店街をはじめとした団体が復興に向けて一丸となり、情報や知恵を共有することで新たな復興への協力体制を形成することを目的として2013年1月からスタートした「復興グルメF-1大会」が、2016年4月に福島県南相馬市で第12回大会をむかえました。
岡山からもボランティアバスを運行しました。ボランティアバスは、参加ボランティアが当日の運営、片付けまでを被災地の方とともに行い、復興に向けた「喜びの共有」をすることが大きな目的です。

ボランティアバスへの参加者は高校生から70代までと年齢層も幅広く、今回30名の参加がありました。初めての人とリピーターがほぼ半々の割合で、リピーターの中には全12回すべて参加する方もいました。16日(土)大会当日朝、会場となった南相馬市鹿島生涯学習センターへ到着後、すぐにそれぞれの担当ブースに入り、商店街・グループの方から指導を受け、グルメの盛り付け、案内、笑顔での接客等、一人一人が一生懸命に活動しました。

次回の「第13回復興グルメF-1大会」へのボランティアバスの運行は、10月9日を予定しております。参加申込、お問い合わせはAMDAまで。