アフガニスタン・パンジシール州の被害の様子
10月26日にアフガニスタン北東部ヒンドゥクシュ山脈を震源とするマグニチュード7.5の地震がアフガニスタン・パキスタン両国を襲い、甚大な被害が出ました。国連人道問題調整事務所(UNOCHA)によると、アフガニスタンでは死者117名、負傷者544名、建物の全半壊は20,178軒(11月23日時点)、パキスタンでは死者280名、負傷者1,982名、建物の全半壊は、103,268軒にのぼる(11月9日時点)といわれています。AMDAは発災翌日から、アフガニスタンではAMDAアフガニスタンと、パキスタンでは現地NPOの National Rural Support Programme (NRSP)と連絡を取り合い独自調査を開始しました。
調査結果に基づき、被害の大きかったパキスタン側マルダン県ファティマ地区で家が全壊した被災世帯4軒の家を再建するために建設資材の提供を行うことを決定。現地では既に資材を購入し、建設が始まっています。