台湾爆発火災事故に対する医療調査(2015/7発行ジャーナル夏号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

台湾爆発火災事故に対する医療調査(2015/7発行ジャーナル夏号)


台湾の空港到着時にインタビューを受ける菅波代表

6月27日、台湾新北市内の複合レジャー施設で大規模な爆発火災事故が発生しました。爆発により発生した火災で3入が死亡、負傷者約500入。現在も432入がやけどなどを負って入院しており、うち291入は集中治療室で治療を受けています。(新北市衛生局7月2日発表)

この事故に関する台北駐日経済文化代表処からの連絡を受け、AMDAでは日本医師会と共同で現地調査の実施を決定。7月2日には医師2名を台湾に派遣。台湾外交部、台湾医師会、台湾路竹会の協力のもと、被災者が入院する病院や関係機関を訪問し、皮膚の移植手術などが必要な重度の熱傷患者が多数いることが分かりました。今後の支援活動については、日本医師会、台湾医師会と調整をしながら進めていく予定です。

【派遣者】
菅波 茂:医師/AMDAグループ代表
氏家 良人:医師/日本集中治療医学会理事長、川崎医科大学教急総合診療特任教授、岡山大学名誉教授