2015年3月大洋州を襲った大型サイクロン・パムは、バヌアツ、ツバル、キリバスなどの国々に大きな爪痕を残した。被害の大きさを鑑み、AMDAでは3月18日に看護師1名、調整員1名からなる医療チームを派遣し、ツバルでの物資提供などを実施しました。さらに6月12日には第2次派遣者として調整員1名がキリバスに向けて出発。
復興支援に向けた調査をスタートさせました。
キリバスでは被災前から上下水道の設備がなく、衛生状態が悪い状況でしたが、被災により公衆トイレなどの設 備も破壊され、さらなる衛生状態の悪化が懸念されていました。そこでAMDAでは公衆トイレの再建を支援することを決定。現在6ヵ所の公衆トイレの再建を手掛けており、工事が進行している状況です。
【派遣者】
ニッティヤン・ヴィーラバーグ/調整員/AMDA職員