福島県南相馬市産米「天のつぶ」購入支援と第2回食糧と人道支援シンポジウム 「風評被害からの復興〜起こりうる南海トラフ地震津波に向けて〜」開催報告(2015/1発行ジャーナル冬号) – AMDA(アムダ)
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福島県南相馬市産米「天のつぶ」購入支援と第2回食糧と人道支援シンポジウム 「風評被害からの復興〜起こりうる南海トラフ地震津波に向けて〜」開催報告(2015/1発行ジャーナル冬号)

福島県南相馬市産米「天のつぶ」購入支援と第2回食糧と人道支援シンポジウム
「風評被害からの復興〜起こりうる南海トラフ地震津波に向けて〜」開催報告

東日本大震災の復興支援の一環として「風評被害からの復興」への取り組みを行っています。その一つとして、「復興グルメF-1大会」を通じて、つながりが深まった福島県南相馬市のお米「天のつぶ」の共同購入の呼びかけと運搬費用の支援を実施しました。支援者の皆様の協力のもと1.5トンを超える注文が集まり、2014年秋に収穫された新米が、放射能検査を経て、AMDA事務所や各支援者の方々に届けられました。


さらに、12月6日には「第2回食糧と人道支援シンポジウム 風評被害からの復興〜起こりうる南海トラフ地震津波に向けて〜」を開催しました。この会には、福島県南相馬市役所から立谷誠浩氏と南相馬市鹿島区認定農業者経営改善研究会 会長の早瀬川浩一氏をお招きして、南相馬の抱える現状や復興に向けた課題をお話しいただきました。さらに、ディスカッションの時間には、農家の方が直面している状況を共有頂きました。会場は60人を超える方がお越しくださり、参加者からは「福島県の現状を直接聞くことのできる貴重な会だった」「身近な『食』と『風評被害』について改めて考えさせられた」「南海トラフ地震に向けた課題を感じた」と感想をいただきました。