フィリピン ボホール島地震 復興支援活動(2014/7発行ジャーナル7月夏号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン ボホール島地震 復興支援活動(2014/7発行ジャーナル7月夏号掲載)

フィリピン ボホール島地震 復興支援活動


地震直後の町の様子

マリボホック町まで物資を届けたDAP協力チーム

2013年10月15日、フィリピン南部のボホール島カルメンを震源とするマグニチュード7.2の地震が発生、大きな被害をもたらした。この状況を受け、AMDAは緊急救援活動として物資支援を実施。その後も巨大台風30号が未曾有の被害をもたらした時にはいち早く現地に入り、地震被災者の被害調査を行うなど継続して支援を続けていました。
立て続けに襲う自然災害に疲弊する被災者を元気づけるため、AMDAはクリスマス時期に物資支援を行うことを決定。支援物資を準備して、輸送の手配を進めていたところ、台風30号の支援活動のために物資の輸送が制限され、物資の提供が遅れていました。2014年2月9日、セブ島を経由してボホール島に運び込まれた支援物資は、フィリピン協力機関のフィリピン開発アカデミー(DAP)によって、マリボホック町の被災者に届けられました。
ボホール島地震では島内の約80%が被災し、ヘルスセンターなどにも被害が大きかったことから、現在、マリボホック町内のヘルスセンターの再建に向けて、支援活動を継続しています。