あるちゃな ジョシ

CT スキャンを受ける患者さん
ネパールにあるAMDA ダマック病院は、多くの診療科に加えてICU・HCU・NICU も備え、年間3 万9,000 人以上が受診する地域の中核病院です。遠くから1 日かけて通う患者も多く、1 日に15 ~ 20 件の手術や分娩を行うなど、地域医療を支える大きな役割を果たしています。しかし、これまではCT がなく、けがや脳卒中、腹部の疾患などの診断に時間がかかり、治療の遅れが課題でした。また、他院でCT を受けると費用が高く、特に貧しい家庭には大きな負担でした。
こうした状況を改善するため、日本からも一部資金援助を行い、2025 年9 月、ダマック病院にキャノン製160 スライスCT が導入されました。CT 検査費用は他の民間病院より10 〜 20%安く、経済的に厳しい人には減免制度もあります。
導入後は迅速で正確な診断が可能になり、患者がCT のある遠方の病院を受診する負担も減りました。患者からは、「地元で最新のCT 検査を受けられるようになったことに感謝している」と多くの声が寄せられています。AMDA は今後もネパール支部が運営するダマック病院を含む3 つの病院を支援していく予定です。