救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・ビハール州ブッダガヤ訪問記( 2025年11月)(2026/1発行ジャーナル冬号)

あるちゃな ジョシ

定期健診を受ける妊婦さんたち

 AMDA はインド・ビハール州ブッダガヤにて、母子保健事業をはじめ、地域コミュニティーを中心に無料で食事を提供する『AMDA あおぞら食堂』、農業事業、現地協力団体が運営する『お年寄りの家』への支援など、多岐にわたる活動を展開しています。さらに今年は水害の被害を受けた村への緊急支援にも取り組みました。

 11 月21 日から26 日までAMDA 副理事長とインド担当職員がブッダガヤを訪問しました。

 地域の活動拠点となっている『AMDA ピースクリニック』(APC)では、妊産婦の定期健診日に、40 人近くの妊婦さんや、生後1 か月の赤ちゃんを連れた母親たちが、地元の産婦人科医による診察を受けるために集まりました。

 また、別の日に実施したマタニティークラスにも、多くの参加がありました。スタッフが血圧測定や個別相談を行い、「授乳」をテーマに母乳育児のメリットや、授乳中に特に必要とされる栄養について説明をしました。

 このほか、『AMDA あおぞら食堂』にも、周辺地域から多くの子どもや大人が集まり、美味しそうに食事をしていました。インドでは手で食べる習慣があり、食事の前後に手を洗うことが重要です。あおぞら食堂でも衛生面に十分配慮して食事を提供しており、衛生管理と食生活の大切さを伝える良い機会になっていると感じました。

AMDA あおぞら食堂の様子

 一方、APC の元スタッフが運営する『お年寄りの家』(老人ホーム)には、必要に応じて支援を行っています。今年6 月には、モンスーンの暴風雨で被害を受けた屋根やキッチンなどの修復工事を支援しました。今回の訪問中に、お年寄りや周辺の村の子どもたちにビスケットを配布したりしました。

『お年寄りの家』を訪問

 加えて、この夏の水害で被災した村にも訪問しました。AMDA が被災直後に支援活動を行った際には、水害により全壊していた家は藁と竹などの植物と土で建て直されていました。住民によれば、現在は政府からの食糧支援があるため、何とか生活を維持できているとのことでした。これからもAMDA はブッダガヤでの支援を継続してまいります。今後とも皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。