救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン台風26 号被災者緊急支援活動(2026/1発行ジャーナル冬号)

小川 直美

 11 月8 日から9 日にかけて、台風26 号がフィリピン・ビコール地方カタンドゥアネス州に接近し、甚大な被害をもたらしました。AMDA は昨年にも同州で活動しており、その時の現地協力者であったフィリピン看護協会のパンティ氏およびフィリピン海軍予備役准将のメルカド氏からの支援要請を受け、11 月15 日に日本から看護師1 名、調整員1 名を派遣しました。

 カタンドゥアネス州で特に被害の大きかったカラモラン町、パンガニバン町の合計480 世帯の住民、また被災地域に住む看護学生20 名の家族に、お米やインスタント麺など食料品を中心とした物資支援を行いました。物資の梱包や配布の際には、フィリピン看護協会カタンドゥアネス支部、ならびに同州のコロンバス騎士団(the Knights of Columbus)のメンバーにご協力いただきました。今回の台風では海岸沿いの地域に大きな被害が見られました。高潮の影響で海岸沿いに建つ多くの家が流されたということです。住民の一人は、「前日から台風が来るとアナウンスがあった。台風が来た時は避難所にいたので命は助かったが、戻ってきたら全てが流されていた」と話していました。また、今回家を失った方の多くは、漁業を生業としていましたが、多くの船も家屋と一緒に流されてしまったということです。台風が去った地域では、住民の方々の手による住宅の清掃や再建が始まっていました。

<フィリピン被災者緊急支援活動街頭募金>

 10 月17 日にフィリピン地震、11 月18 日にフィリピン台風の被災者緊急支援活動に対する街頭募金をそれぞれ実施しました。募金活動には岡山倉敷フィリピーノサークルの皆さん、AMDA 中学高校生会のメンバーにもご参加いただきました。募金にご協力いただいた方々、誠にありがとうございました。