バングラデシュ洪水被災者に対する緊急医療支援活動開始(2012/7発行ジャーナル7月夏号掲載) – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

バングラデシュ洪水被災者に対する緊急医療支援活動開始(2012/7発行ジャーナル7月夏号掲載)

バングラデシュ洪水被災者に対する緊急医療支援活動開始

6月下旬から降り続いた豪雨のため、バングラデシュ北部のメグナ川を中心とした広い範囲で洪水被害が発生。バングラデシュ災害管理情報センターによると、この洪水・土砂崩れによる死者数は131人。102万人(36万世帯)が被害を受けている。日中の気温が30度以上と高いことから、今後、衛生状況の悪化や伝染病の発生などが懸念されている。

この状況を受けて、7月7日AMDAバングラデシュは、被害の大きい北部のウパジラ(Upazila)郡クリグラム(Kurigram)で、ニーズ調査を行い、その後、浄水タブレット10,000個、ORS/経口補水液5,000本等の医薬品の他、女性用のサリー・男性用ルンギ、非常食用の米や糖蜜など食糧品等3000人分を購入。8日派遣が決まった竹谷調整員は10日バングラデシュビザを受け取りその足で成田からダッカに向かい、11日深夜に医師や保健師等6人で構成されるAMDAバングラデシュチームに合流し12日には被災地クリグラムに向かった。