2011年度年次報告 海外支部主体事業(2012/7発行) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

2011年度年次報告 海外支部主体事業(2012/7発行)

AMDAの海外支部が事業主体として実施している事業

ネパール東部ダマックにおける医療支援事業


リフェラルヘルスセンター

ブータン難民と地元住民の双方を医療支援対象とした事業として1992 年から、メチ県ジャパ郡ダマックでAMDA ネパールを実施主体として継続している。現在事業は、小児科病棟やHIV/ 性感染症予防事業、難民キャンプ内ヘルス・ケア事業、人材育成など他分野にわたる。

バングラデシュ ABC プロジェクト AMDA Bank Complex


AMDA バングラデシュの洪水シェルター

AMDA バングラデシュが主体となり、健康、医療、女性を対象とする小規模貸付、職業訓練、教育、地域開発、など総合的な事業をガザリア地区において1998年より実施している。バングラデシュでは毎年のように水害に見舞われている。
AMDA バングラデシュでは、水害等災害時の避難所となる建物を建設し活用している。また日本からの見学も積極的に受け入れている。

ネパール子ども病院事業

( 正式名称:シッダールタ母子専門病院)


ネパール子ども病院

1998 年11 月、阪神淡路大震災後の日本とネパールの多くの支援者の方々の協力により設立された首都以外で唯一の母子専門病院。設計については安藤忠雄建築事務所がボランティアで協力。ネパール南西部タライ平野に位置するルパンデヒ郡ブトワル市に設置。高い医療サービス提供が定評で、地元からだけでなく100Km 以上離れた遠路訪れる患者さんもいる。年間分娩数は3000 人を超える。

診察科:
小児科、新生児科、産婦人科、女性内科
病床数:154 床
(小児科、新生児科、産婦人科)
スタッフ数:145 名

2011 年8 月より新たな周産期病棟(2階建)の建設を開始(2012 年9 月末完成予定)。この事業管理についてはAMDA社会開発機構が管轄する。