タイ洪水緊急医療支援活動とタイ救急医学会との連携協定書調印(2012/4発行ジャーナル4月春号掲載) – AMDA(アムダ)
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タイ洪水緊急医療支援活動とタイ救急医学会との連携協定書調印(2012/4発行ジャーナル4月春号掲載)

タイ洪水緊急医療支援活動とタイ救急医学会との連携協定書調印

2012年3月20日バンコク市内の国立ラチャウィティ病院にて、AMDAとタイ救急医学会(TAEM: Thai Association of Emergency Medicine)の協力協定書の調印式が行われました。

AMDA側の代表としてAMDAグループ副代表の小林米幸医師が、TAEM側の代表としてTAEM理事長のサン・ハティラット医師が協力協定に署名しました。国立ラチャウィティ病院のジナラタナ院長をはじめ、同病院で救命救急の講習を受けている全国の若手医師・看護師らが式典に出席しました。

■AMDAは2011年10月にタイ中部で発生した洪水被害のために、3度にわたり緊急医療支援チームを日本から派遣し、タイ救急医学会の協力を得て、バンコクとその近郊4県(ナコンサワン県、ノンタブリ―県、パトゥンタニ県、ナコンパトム県)で巡回診療や支援物資の配布を行いました。

今回の協力協定書の締結により、今後の緊急救援時にAMDAとTAEMが協力して医療支援活動を行うことが約束されました。AMDAが調達した洪水時の巡回診療のためのボートは国立ラチャウィティ病院に保管されており、必要に応じて使用できるように維持管理されています。


左からAMDAグループ副代表小林米幸医師、
TAEM理事長ハティラット医師

AMDAが贈呈したボートで活動中のチーム