ブラジル洪水被災者に対する緊急支援活動
総社市・AMDA合同ミッション
最も被害の大きかったノバフリブルゴで 総社職員譚氏 |
ブラジル連邦共和国リオデジャネイロ州で1月11日から台風による大雨の被害が発生。死者870人を超え、35,000人が避難するブラジルにおける過去最大規模の自然災害となりました。AMDAではAMDAグループと連携を結んでいる総社市*との合同ミッションとして総社市嘱託職員のブラジル人である譚 俊偉(たん しゅんわい)氏とAMDA本部スタッフで看護師の石岡未和を被災地に派遣しました。支援物資へのアクセスが難しい人々への直接的な物資の支援として、現地では手に入りにくい豆乳粉ミルク缶250缶を2月12日、ノバフリブルゴ市の被災家族へ届け、また日系家族被災者の方への義捐金贈呈を行いました。
*岡山県内で多くのブラジル人が住む総社市では、市内の小・中学校、高校、岡山県立大学などの教育現場をはじめ、市民を対象にした社会教育の現場、市内でのイベントなどにおいて、市内に在住する外国人と共に暮らしていける多文化共生社会の構築を推進している。そこで多文化共生社会構築のパートナーとして総社市とAMDAグループは、平成21年6月19日に「多文化共生に関する協定」を結んでいます。