緊急救援活動に携わったAMDA各国支部の支部長からのメッセージ(2010/1発行ジャーナル1月冬号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

緊急救援活動に携わったAMDA各国支部の支部長からのメッセージ(2010/1発行ジャーナル1月冬号掲載)

緊急救援活動に携わったAMDA各国支部の支部長からのメッセージ

AMDAインドネシア支部長 A.H.タンラ医師

 2009年9月30目に発生したスマトラ島沖地震の被災者に対する目本の皆様からのご支援に対しまして、AMDAインドネシア支部を代表して心から感謝申し上げます。

 この大災害に対してAMDAインドネシア支部からは、4チームを派遣し、ハサヌディン大学医学部教授をはじめ医師、看護師、医学生22人が、この緊急医療救援活動に参加しました。10月2日から14日までの間に、被災病院の手術室において生死に関わる手術を18件行い、また巡回診療の患者数は1、130人を数えました。そして今回の活動でも、被災地の医療機関の関係者や現地NGOの方々に、さまざまなご協力をいただき、有効かつ効率的な活動を実施することが出来ました。この度、ご支援をくださいました多くの皆様に、改めて御礼申し上げます。

AMDAインド支部長 M.S.カマト医師 

 今回のインド洪水被災地での支援活動では、水害被災地に公衆衛生や地域医療の専門家がAMDAチームのメンバーとして入りました。水質調査などについても今後必要に応じて対応していきたいと考えています。そして被災地に赴いた鹿嶋小緒里さん、彼女を送り出してくれた岡山大学に対してご協力に感謝するとともに、今回の災害に対して、ご支援をくださいました日本の皆様に、AMDAインド支部を代表して心からの感謝を中し上げます。

 AMDAニュージーランド支部長 N.ラザリンガム医師

 私はAMDAファミリーの一員であることを誇りに思うとともに、いかなる時も、いち早く緊急医療支援に駆けつける日本の方々に心から敬意を表したいと思います。また、これらの活動を支えてくださっている日本のご支援者各位に心から感謝を申し上げます。

AMDAカナダ支部長 W.グルート医師 

 AMDAカナダの支部長としてその活動に関わる傍ら、地元カナダでもNGO・ローズチャリティを立ち上げ、カナダの人々の支援を受けつつ人道支援活動を開始して11年が経ちました。AMDAとローズチャリティの連携も功を奏し、両者の人的ネットワークを活用し、サモアでの緊急支援に協力することができました。感謝と共に、必要とされる活動のために今後も一層努力を続けたいと願っております。